面接の順番の期待度と有利・不利の実態 最初と最後が受かりやすい?

スポンサーリンク

新卒の面接の場合、選考が進んでいくと、「●月●日の○時からでご都合いかがでしょうか」と、採用担当から次の面接の日時が指定されるようになってきます。

ここで気になるのが、その日の面接の順番として、夕方遅い時間より、朝いちばんの方が有利だったりする?早い時間の方が評価が高かったりする?という点でしょう。

今回はそんな疑問にお答えしていきます。

スポンサーリンク

面接の順番による期待度、現時点での評価

まずはその時点での企業側の評価、つまり受験者への期待度は、面接の順番にどう影響するのかというお話から。

当然ながら、企業によって順番の決め方は異なるので、各社の本当のところはわかりません。

とはいえ

・深い意味はなく電話をかけ、連絡がついた順に埋める

という企業ばかりだけでなく、特に選考の終盤の場合、

・期待度が高い人は一発目に持ってくる

という企業は決して少なくないようです。

これにはいくつか考えられる理由があって、

・通過の可能性が高く、他の人との比較をそこまで気にする必要がない(迷う必要がない)ため、先に済ませてしまう
・期待度が高い受験者を、偏見(後ろの受験者は前の受験者と比較されやすくなるので)なしに、かつ集中力が欠けないうちに見ておきたい

あたりでしょうか。順番によって面接官の集中力ややる気は基本的にないようにきちんと選考は行われていますが、面接官も、普段は自分の仕事をしている「人」であることに違いはありませんからね。

ちなみに、競合他社との採用合戦を強く意識している会社の場合、面接中に「●●も受けてる?」「●●は次何時面接?」「その面接はいつの何時から?」などと聞いてくるケースもなきにしもあらずです(少なくとも私は経験しました)。その場合、ライバル企業の面接に行けない時間帯に次の面接が設定されることもしばしば。こういったケースの場合は、良い意味で他の受験者とはまた別軸の期待度があるといえるので、上記の限りではありません。

 

面接の順番による「受かりやすさ」

先にちらっと述べた通り、早い時間の方が、面接官は他者との比較がないままに、かつ集中力が高い状態で面接を受けられる可能性は、わずかながらにあるとはいえるでしょうか。面接官も人である以上、何回も同じことを繰り返すうちに疲れてくるのはたしか。

もちろん、しっかり実力がある受験者や、面白い話がある受験者の場合は、どんな時間帯でも高い集中力で聞いてくれます(当然のことです)が、仮に大して面白みのない受験者の場合、朝いちばんならまだ聞いていられるなと思われるかもしれませんが、疲れた時間帯につまらない話は聞くに堪えないと思われる可能性もなきにしもあらずということです。

とはいいながらも、午前と午後で面接官が交代している可能性も十分にありますし、そもそも面接官は時間帯で優劣がでないようきちんとやろうとしてくれています。ですから時間帯によって「受かりやすさ」に違いが出るとしても、その差は大したものではないでしょう。

もし自分が時間を選べるとしたら、「自分が調子が一番出る時間」にするのが間違いないベストです。

順番はあまり本質ではないですから、あまりに気にしすぎないように!

【関連記事】
面接に嘘で受かったけど…調べられる?バレる??
【面接が苦手な方へ】“凡人”が志望企業に受かるための「面接攻略の全て」

タイトルとURLをコピーしました