マスコミ就活に学歴は必要?必要な資格は?実態と対策を考える

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マスコミ業界への就職にあたって“必須”だとの声が止まないのが、「スペック」。就活を意識する頃にはもう「学歴」はどうにもならないとして、まだ抗う余地があるのが「資格」だといえるでしょう。「実は必要ない!」と言われたりはするものの、実際はあった方がプラスになりそうな気もして・・・。「本当のところはどうなの??」というのが、当時の私も含めた就活生の本音だと思います。

今回は、私の実体験も含めて、一つの考えをご提示していきたいと思います。

 

資格は何も必要ない!

結論から申し上げると、【資格は何も必要ない!】というのが私の考えです。正確に言うと、優先順位が圧倒的に低いということになるでしょうか。

まず、マスコミの仕事に必要な根本の力は、勉強して身に付く知識などではなく、世の中に対する感度の高さだったり、人に対する興味の強さだったり、もっと深い部分にあるわけです。面接試験においては、受験者の現時点の能力そのものよりも、こういった素質の部分と、今後の成長度合いの見込みを重点的に測っているのです。ですから、英語は“できなさ”を盛れ!~TOEICのスコアは低くてもアピールできる!~の記事でも書いたように、例えばTOEICで700点を持っている人が、正直に650点から50点だけ上げたと話すだけでは、どこにもアピールポイントはないものの、「最初は300点台だったんです・・・」と言うだけで、そこに大きな成長力を感じさせることができるというわけです。

仕事で必要になる力が、人としての根本の部分にあり、現時点の能力自体はそこまで見られていないため、多少勉強すればとれる資格を持っていてるくらいで、それが直接的に評価につながるということは考えづらいですね。

ただ、その資格をもって何か示したいことがあるのであれば、それは有意義に働くでしょう。

例えば、

日本酒の品ぞろえが売りの居酒屋でアルバイトをしていて、より良い接客をするために「日本酒検定 2級」をとった

という話なら、その資格自体がすごいものではなくとも、「何事にもこだわりを持って取り組む人間だ」ということは説得力を持って伝えられると思います。漫然ととった資格は何のアピールにはならずとも、明確な目的をもってとった資格はいくらでもアピールにつなげる余地があるということです。

なお、医師免許や法曹資格などインパクトのある資格であれば、それだけで評価に繋がることは当然考えられます。単純に“とれるだけですごい”資格が評価されるのは、想像に難くないですよね。

 

あった方が良い資格

その前提で、医師免許や法曹資格などの特別なものを除いて、「あった方が良い」と思われる資格を挙げるとすると、やはり「TOEICの高得点」でしょう。マスコミの通常業務においても、海外の情報に直接触れたり、海外の人に接触したりする機会は、近年格段に増えています。まして、海外に支局のある会社であれば、英語ができる人材は、やはり企業側としても気になります。もちろん、日本語で良い仕事ができることが最優先ですが、その上で英語もできれば、それは当然評価対象になりえます。

ただ、日本において英語力を計れる指標は限られていて、こと就職・転職市場においては、TOEICが重視されているのは皆さんご存知の通りです。多くの就活生が受験しているだけに、ここで高得点がとれていると、企業側も評価がしやすいわけですね。

で、何点くらいが必要になるのかというと、その点数自体で評価をされたいなら、「900点以上」ということになるでしょう。「860点以上」を高評価の基準に設定している企業も多いため、800点くらいあれば十分な評価がもらえそうに感じられるかもしれませんが、800点台だと、スコアとしては高い方であるものの、「英語が使えるわけではない」のは誰しもがわかっていることですから、あくまでも「TOEICのスコアは高い方だね」という程度の評価にしかならないでしょう。

もちろん900点を持っていたって、ほとんど話せない人の方が多いのが実態なのですが、やはり9割越えという、あらゆる試験における最高評価水準を満たした得点は、インパクトがあります。実際に多くの企業や団体が、「900点以上」を最高評価に設定しています。点数自体での評価を狙うなら、やはりここが基準になると思います。

ただ、多くの人にとっては、これはかなりのハードルでしょう。私としては、これに満たない得点であれば、既述の通り、もともとの得点を“低く”盛り、成長幅を見せる方向にシフトした方が有効だと思います。また、もともと英語が得意な人でなければ、TOEICの対策に多くの時間を割くのもナンセンスです。繰り返しになりますが、マスコミの仕事に求められる能力の本質は、英語力とは全く違うところにあるのです。

 

そもそも学歴は必要か

最後に、「結局学歴は関係あるの?」という点にも触れておきたいと思います。これについては、「関係なくはないけど、なくても全然受かる」というのが一つの解ではないでしょうか。今やマスコミ業界のほとんどの企業は、”最終的には”学歴に関係なく、「光る人をとる」という傾向になっています。それでも結果的に内定者の多くが高学歴であるのは、単純に学歴が高くなればなるほど、優秀な人が多くなるというだけの話です。

ただ、“最終的には”という言い方をしたのは、選考の序盤や、説明会やセミナーなどの段階では、高学歴の人を優先する場合があるからです。選考の序盤であるほど、その人の情報が少ないので、ある意味高学歴であることが一つの担保となり、「とりあえず通しておくか」という思考になりやすいわけです。また、自社の説明会やセミナーを開く際は、できるだけ見込みのある人に参加してほしいという思いが企業にはありますから、学生の人物像が全く見えない段階では、高学歴は唯一優秀さを測る尺度になるということです。

とはいえ、学歴がなくてもしっかりアピールができれば序盤の選考は何の問題もなく通過できますし、選考が進むにつれて「人物重視」の傾向が強まりますから、内定をもらえるレベルにさえ達していれば、学歴が障壁になることはないと考えていいでしょう。そもそも、序盤の選考で通過できなかった場合は、学歴以前の改善点がたくさんあるわけで、仮にその選考は通過していたとしても、いずれは落ちていると見て間違いないと思います。

よって、高学歴であれば、選考の序盤で優位に働くことはありえても、学歴がないことがマイナスに働くことはないというのが、一つの結論になると思います。

結局は、表面上の肩書きではなく、人としての本質が何より大事だということです。上辺のことは気にしすぎず、ひたむきに良い準備をしていただきたいと思います。

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