名前がわからないときの面接官の呼び方

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面接官のことをなんて呼んだらいいのか。小さい悩みながら、気になるところですよね。

ネットで調べてみると、

「面接官は『名前+様』を付けて呼ぶのが正解です」

などとよく書いていますが、ちゃんと名乗ってもらえる面接なんて、むしろ少数派ではないでしょうか。

特にマスコミ業界の場合、複数人の面接官が、名乗ることなく粛々と面接を始めていくことの方が多いです。名乗られることがあったとしても、それは選考の序盤の1人か2人相手の面接のときくらいで、選考が進めば進むほど、面接官の人数は増え、名乗られることなんてなくなっていきます。

でも、特に「逆質問」の際では、

「●●様の部署の一日の流れをお聞きしたいです」
「□□様はどうしてこの会社に入社されたのですか」

などと、相手方の名前を呼びたいけど、何と呼んでいいのかわからないことはよくありますよね。

※逆質問の仕方についてはこちらから
「逆質問」も大事なアピールタイム! 1次と最終で聞くべきことは異なる

「面接官の皆さまは」

そんなときは相手をどう呼ぶべきか。私が思う一つの正解は、「面接官の皆さまは」という呼び方です。

「面接官の方は」というのはどこか冷たい感じがするし、そもそも呼ばれている側も自分たちのことを指しているのかどうか、少々わかりづらいところがあります。これが「面接官の皆さま」という表現によって、相手に誤解を与えることもなく、また失礼もないどころか、むしろ温かみをもって相手を呼ぶことができます。

なお、「皆さま」ということで、どうしても複数形の表現にはなってしまいますが、特にマスコミ業界にいたってはほとんどの面接が複数相手です。また、面接官がもし1人なら、それは一対一の個人間のコミュニケーションになるので、わざわざ相手のことを指す言葉を用いずとも、逆質問は成立するでしょう。もしそれで「え?」と聞き返されてしまうことがあれば、少々おかしな日本語ですが、「面接官様は」などといえば、意図はきちんと伝わるでしょうし、あくまでも聞き返されたときの返しとしての「面接官様」なら、そこまで変な印象を与えることもないでしょう。

このような理由から、私としては、「面接官の皆さま」が汎用性の高い一つの解なのではないかと考えています。

名乗られても忘れた場合

ただし、面接官が名乗ってくれた場合は、やはり名前で呼ばないと失礼です。「メモをとらせてください」というのも一つの手かもしれませんが、切羽詰まっている面接で、それはなかなか現実的ではないことも多いでしょうし、また、いちいちメモを見返してから名前を呼んでいるようでは、「名前くらい覚えてろよ」と逆に微妙な印象を与えかねないようにも思います。

相手が名乗ってきたにも関わらず、こちらが覚えておけなかったという場合は、面接官を何かしらの呼称で呼ぶことはあきらめて、呼称を必要としない逆質問に切り替えるのが現実的な対応だと思います。

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