準備・努力するのは大前提 その「方向」を間違えるな!【マスコミ就活】

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頑張ることは当たり前

マスコミ就活でやらなければならないことはたくさんあります。エントリーシート、筆記試験、作文、面接、グループディスカッション等等、選考フローを挙げただけでも、他の業界より対策事項は多そうですね。

だからこそ、頑張ることは当たり前だと思ってほしいのです。これは単純に「やることがいっぱいあるから」というのもありますが、入社後の生活を考えてみても、業界で働く人たちは毎日長時間働き、勤務時間外でも企画を考えたり、調査をしたり、会食に参加したりと、ハードな日々を送っています。それでも、その生活に不満を抱く人は少ないと思います。なぜなら、世の中に対して影響を与えられる仕事に対する責任とやりがいを強く感じていて、頑張ることは当たり前だという感覚があるからです。

こうした世界で働こうという人が受ける業界ですから、皆努力しています。まして採用倍率が極端に高いとなれば、少しでも周りと差をつけようと努力します。特別な能力のある人以外は、楽をして入れる世界ではないということを改めて認識することが、最初の一歩ではないでしょうか。

方向性を間違えるな

しかしここで陥りやすいのが、”頑張る方向を間違える”ことです。

例えば大学受験でも、単語などの暗記物をおろそかにしたことで結果的に実力がつかなかったり、勉強のペース配分を誤り満足に学習しきれなかった教科があったり、いくつもの参考書に手を出して確固たる基礎力がつかなかったり・・・。勉強時間は十分にとっているはずなのにうまくいかなかった経験は、誰しもがお持ちのことではないでしょうか。

ただひたすらに頑張るというのは一見尊く大変なことのように思えますが、実は比較的簡単なことで、本当に苦しいのは、自分ができない部分を探し、それを見つめ、何をすべきか考え抜くことだと私は思っています。

何を頑張るべきかを見極めることは、単純な正解がない就職活動だからこそ重要なことで、特にマスコミ就活においては、その傾向は顕著なのではないかと思います。

余談ですが、著名人たちもこんなことを言っていました。

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」(野球選手・ダルビッシュ有氏)
「努力は裏切らないっていう言葉は不正確だ。正しい場所で正しい方向で十分な量なされた努力は裏切らない」(予備校講師・林修氏)
人に意見を求める勇気を持とう

そんな”間違えた努力”を防ぐため、自分ひとりで黙々と作業を進めることは避けたいところです。恥ずかしい気持ちを抑えて、家族や友人など、頻繁に第三者の意見を求めるべきだと思います。

自己PRや志望動機のアドバイスをもらったり、エントリーシートの添削や面接練習などに付き合ってもらったりと、色々な角度から話し合いましょう。大学のキャリアセンターが充実していれば、もちろん最大限利用してみてください。

あるいは、マスコミ塾を利用するという手もあるかと思います。「どの塾が良いのか」という問題は別として、同じ志を持つ人たちとともに、必要な一通りの対策ができるというのは、やはり他の受験生に比べて一つの差になるでしょう。少なくとも、頻繁に講師や仲間たちの意見を仰ぐことで、自分が間違えた方向に突き進んでしまうことは防げると思います。それだけでも大きな価値があるのではと私は考えています。

“心構え”だけでも一歩リード!

受験人数が多いため、マスコミ企業の内定は遠い世界のように感じられることもあるかもしれませんが、私はその数字自体にはそれほど怖気づく必要はないと思っています。きっと多くの受験生は、「選考が進んだらラッキー」「好きだから受けてみた」「突拍子もないことをやれば意外に受かるんじゃないか」といったように、それほどの覚悟はなく受けているものだと推測します。ここまでお話ししたような、覚悟を持って正しい努力ができている人は、全体のうちどれだけいるでしょうか。きっと、こういった心構えを持っているだけでも大きなリードになっていると思います。自信を持って、ご自身の課題に取り組んでみてください。

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