面接官が優しい…これは落ちる?それとも受かるってことなの??

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「面接官が優しかった」「面接官の対応が冷たかった」

面接後、こうした様子から、自分の合否を予想してヤキモキしがちですよね。

しかし実際、面接官の様子に合否は表れているものなのでしょうか。

そんな疑問にお答えしていきます。

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「面接官が優しい」は受かる?落ちる?

結論から申し上げると、「判断材料とは言えない」ということになります。

その理由は以下の2点。

「落とすからこその優しさ」もある

もちろん、受験者の話が面白ければ、それだけ面接官も楽しくなってきて、優しい雰囲気になることだってあります。

しかし一方で、「もうこの子はダメだな」と、落とすことが決まっているからこそ、「最後は優しくしておこう」ということもあるわけです。

落ちる受験者には、印象は良く持ってもらいたいもの。ネット上でネガティブな書き込みはしてもらいたくないですし、将来的に取引先になる可能性だってある。

いかにも落としそうな感じで嫌な対応をされて、結果的に落とされていたら、そりゃその会社嫌いになりますよね(笑)

そもそも面接官がそういう性格

面接官も人なので、誰に対しても優しく対応できる人もいれば、あまり愛想が良くないタイプだっています。

終始ぶすっとつまらなそうにしていたのに実はその人が最高評価をつけていたなんてことも多々ありますし、すごく優しく話を聞いてくれた面接官に落とされたということもざらにあるのは、単純にその人が優しいタイプか愛想がよくないかという点に尽きるのです。

たしかに本当に良いなと感じた受験者がいたら、面接官側も嬉しくなって面接が盛り上がったということはあるかもしれませんが、逆に受験者が優れているからこそ「もう合格だな」と決め、あとは機械的にこなすだけという面接官や、そもそも良い受験者だからといってわざわざ愛想をよくしようと思わない面接官がいてもおかしくはないでしょう。いや、むしろそれがふつうではないでしょうか。

面接の結果を左右するのは、あくまでも受験者が話した内容を面接官がどう受け止めたかであって、それが表情や対応にそのまま表れるものではない以上、「優しかった」ということは結果とは繋がらないのです。

 

 

ということで、何十回と面接を受け、また何十人の経験者の話を聞いてきた私の経験ベースからしても、正直、面接の雰囲気はそこまで結果には関係なく、それよりも「受験者自身が自分を出せたか」という感覚によるものが大きいと思います。

面接で高評価を得るポイントについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

【面接が苦手な方へ】“凡人”が志望企業に受かるための「面接攻略の全て」

「笑い」は強い

面接が盛り上がることは、絶対とは言いませんが、雰囲気が良いとその受験者の印象が良くなるのもまた事実。

では面接を盛り上げるために必要な要素といえば、何より受験者自身が魅力にあふれていることです。

面白おかしくなくてはいけないわけではなく、何かの能力値が突出して高かったり、誰からも愛されるような性格をしていたり、根性があったり、意外なギャップがあったり、それらはすべて受験者の個性であり、大きな魅力になる。そして、こうした人としての魅力が感じられると、おのずと面接官側も前のめりになってくるわけです。

ですから、自身をアピールする手段として、自分をいかに魅力的に見せるかは、できるかぎりの対策をしておきたいところです(参考記事:「自己PR」を裏付けるエピソードは 一つに絞る方が刺さる)。

 

その上で、面接がどんなに重苦しい雰囲気になってしまったとしても、「起死回生」となりうるほどの武器となるのが、「笑い」です。

人を怒っているときでも、相手のことを嫌なやつだなと思っているときも、相手との間で「笑い」が起きると、なんだか許せてしまう感覚、ありますよね。笑いが起こると、急に相手のことも魅力的に見えてくるものです。

これは面接でも全く同じ。何か一つ面接官に笑ってもらえる要素があることで、面接の雰囲気を一気に良い方向にもっていって、自然と受験者自身も魅力的に見せることができるようになるのです。

ですから、優しい面接官はもとより、面接官が厳しい表情をくずしていない場合などには、「笑い」という一手によって、雰囲気をガラッと変えることができるというわけです(上記の通り、面接官の優しい・厳しいが直接合否を決めるわけではありませんが)。

ということで、簡単ではないですが、困ったときに笑いをとれる何かを用意しておけると、より自信をもって面接に臨めるはず。

その方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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