社会人こそマスコミ就活にリベンジを

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就活界における最強のスペックともいえるものが、「新卒カード」です。

その仕事に対して何の経験も知識もなくとも、「見込み」だけで、どんな業界でもチャレンジできる可能性があるという意味で、日本の一括新卒採用というものは、とても夢のあるチャンスだともいえるのではないかと思います。

 

一方、その貴重な「新卒カード」を使って入った会社に満足がいかず、お悩みの社会人の方も多いのではないでしょうか。そもそもその会社とは別の業界で働きたいと思っても、中途入社となると「経験」が求められるため、もう「やりたい仕事」をやるには時すでに遅し・・・そんな思いを抱いている方は、決して少なくないと思います。

 

ですが、そんな「新卒カード」が使えるチャンスは一度ではなく、一度社会に出た人でも、再度未経験の業界に飛び込むチャンスはあるのです。

 

それが、今流行りの「第二新卒」という採用枠です。文字通り“新卒に準ずる採用”ということになるため、一見、「入社して2、3年くらいで、新たに新卒採用の枠で受け直すこと」だと思いがちですが、意外に多くの企業が、新卒採用の年齢制限を高めに設定していることをご存知でしょうか。

特に、マスコミ業界なら、30歳近くまで受けられる企業も多々あります。

20代後半になっても、まだ未経験の業界に飛び込むことができるとなれば、なんだかとても夢のあることだと感じてきませんか?

本当にやりたいことがあるのなら、社会人になってからも、チャンスは残っているということです。

 

 

もちろん、年齢を重ねるにつれて、企業側の見方は厳しくなるでしょう。26歳の社会経験のある人と、21、2歳の学生を、同じ基準で評価できるはずはありません。

それでも、お互いを差別化しづらい学生同士とは違って、一度就職した人は、自分の仕事の経験を話せるという点は、大きな強みになるはずです。どんな課題に直面し、それに対してどう取り組み、どう解決していったかという話が、より厚みをもって伝えやすいことに加え、必然的に他の受験生と重複しない個性的な話になるので、アピールがしやすいというメリットがあるわけです。まして、受験企業の仕事に通ずるような能力を発揮できたエピソードなどがあれば、なおさら説得力が出てくるでしょう。

そして、さらに付け加えるなら、社会に出てから再受験する人の覚悟は、相当のものがあります。就活の対策は、どれだけ強い思いをもって継続できるかというのも重要な要素です。覚悟が違うという意味でも、学生とは一線を画す受け答えができる方は多いはずです。

 

このような点から、一度社会に出た人でも、いわば“セカンドチャンス”があるということを認識していただき、後悔するくらいなら、勇気と覚悟をもってチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

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