OB訪問・インターンは必要か不要か…絶必ではないがやるに越したことはない!

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今回は、就活生にとっての大きな関心ごとである、OB訪問とインターンについてです。内定に必要な条件なのか、有利になる条件なのか、それとも選考自体には関係ないのか。私自身の経験も含めてお伝えしたいと思います。

OB訪問は、絶必ではないがやるに越したことはない

まずはOB訪問について。特にマスコミ就活においては、不要だけどやるに越したことはないというのが一つの解ではないかと思います。

 

まず、内定の条件になっているかというとそんなことはなく、マスコミ業界の中で複数の企業から内定をもらった経験のある私も、内定先へのOB訪問の経験はありません(それ以外のところにはあります)。面接でOB訪問の有無を確認されたこともなく、良くも悪くも、正規の選考フローの中で評価されているところかと思います。

 

ただ、大学のOBや、独自のコネクションなどで訪問できるチャンスがある場合、ぜひトライしてみてください。選考に直結するものでなくとも、現役社員と一対一で話せることは、想像以上に学びがあることと思います。また、一度志望企業の社員に会っておけば、本選考で「競合他社よりなぜうちに?」という問いに対して、「人に魅かれて」という回答ができるのは、一つの武器になると思います。嘘っぽく聞こえがちな競合他社との比較も、OB訪問を通して感じた一つの感情は、他人に否定されるものではありません。

 

最初はためらいや緊張もあるかと思いますが、OB・OGに対する質問を用意して、自分に必要な情報を得るというのも、マスコミ人として働くための第一ステップだと思って、まずはアポをとってみてください。日時さえ決まってしまえば、もうやるしかない状況がつくれます。嫌だけどやれば必ずプラスになるとわかっていることは、あまり考えずにとりあえず予定を先に決めてしまうというのも大事な一手です。

 

付け加えると、総合商社など、OB訪問の重要性が叫ばれる業界では、選考に関係する可能性はあります。私自身も面接中にOB訪問に関するやりとりをした記憶があります。実際に選考にどれほど繋がるのかは定かではありませんが、噂レベルでも「商社はOB訪問必須!」などと言われるくらいであれば、勉強も兼ねてやっておくべきだというのが私の考えです。

 

インターンは選考に直結する可能性あり

そんなOB訪問の一方で、インターンは選考に直結する可能性が大いにあります。特にテレビ局(NHK含む)と新聞社ではその傾向は強いと思われます。参加者に別ルートの選考フローが設けられることもあるようです。コロナ前まで続いた「売り手市場」を機に、早くに優秀な学生を確保したい企業側の思いが、インターンでの囲い込みに表れるようになりました。

 

また、その”別ルート”に乗れなかったとしても、当然ながらそこでの仕事の理解が格段に深まる機会にもなりますので、迷っているなら必ずチャレンジしていただきたいところです。たしかにインターンに参加するための選考も簡単なものではありませんが、参加していないことで本選考において不利になることはありませんので、インターン選考での落選は過度に恐れる必要はないかと思います。

 

選考に有利に働く可能性があり、インターンを通して得た経験や思いを面接で伝えられるというのは、やはり大きなメリットです。「嫌だなあ」という思いより「何としても内定をもらいたい」という思いが勝る方は、まずは挑戦あるのみだと思います。

 

ただ、インターンに参加するということは、常に人事部の採用担当者から見られているということだと認識しましょう。悪い言い方をすると、あまりにも”無能な姿”を見せてしまったら、マイナスになる可能性も無きにしも非ずです。こうしたリスクよりも、参加することのメリットの方が大きく上回っていると私は思いますが、通常の説明会などとは全く違うものですので、その意味では注意が必要かもしれません。

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